今月号は、新たに加わった第3工場についてご紹介します。 大奉金属 第3工場始動第3工場では、鋼材の切断および、ベンダー加工(曲げ加工)を中心とした製造工程を担っています。
ベンダー加工とは、鋼板や金属材料を指定された角度・形状に曲げて成形する工程であり、 製品の寸法精度や仕上がりの美しさを左右する、極めて重要なプロセスです。
この加工には、ただ機械を動かすだけではなく、加工前の段取りとプログラミングが不可欠です。
加工する材料の厚みや曲げる角度に応じて、展開図の作成を行い、 さらに曲げ順・金型の選定・押し当て圧力などを考慮して、ベンダー機械への曲げプログラムを作成します。 特に複雑な形状や多工程の曲げ加工では、曲げ順を誤ると材料が干渉し、加工が困難になる場合もあるため、 現場では高度な知識と経験が求められる作業となっています。
弊社では、3D CADや専用ソフトによる展開・プログラミングと、 熟練オペレーターの技術を組み合わせることで、 高精度かつ効率的な加工体制を確立しています。 少量多品種から量産対応まで、お客様のニーズに応じた柔軟な対応が可能です。 Instagramで、 ベンダー加工作業動画でUPしています。 お時間があれば、こちらもご覧ください。 大奉金属の変革来年8月に竣工予定の新工場では、第3工場も同一敷地内で稼働をします。 大奉金属のキャッチフレーズ「材工ワンストップのエキスパート」に ベンダー加工も加わり、より一層お客様のご要望や現場環境に合わせた最適な提案を行い 図面段階から施工まで一貫して「ものづくり」における付加価値を提供し続けてまいります。 |
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